【現場の裏側】重い機器を安全に運ぶために。フジワラ機工が「まず通路の整備」から始める理由。
ブログ
こんにちは!フジワラ機工です。
エレベーターの新設工事では、巻上機やレールなど、たくさんの「重量物」や「長尺物(長い部材)」を台車に載せて現場へ搬入します。
しかし、工事が始まったばかりの現場は、最初からきれいな通路が用意されているわけではありません。
台車が通せないような大きな段差、狭い曲がり角、さらには敷地外から建物内へ入るための「道」そのものが存在しないケースも少なくありません。
そんなとき、私たちはすぐに無理をして運ぶようなことは絶対にしません。まず何よりも先に、【大物重量物を安全に通すためのステージ・通路づくり】からスタートします!

🚧 急がば回れ!安全に運ぶための「フジワラ流・道づくり」
-
段差はスタイロ・ベニヤ・鉄板でスロープ化! デコボコした床や段差には、まず水色の緩衝材「スタイロフォーム」を挟んで高さを合わせ、その上に厚いベニヤ板や頑丈な鉄板を敷き詰めます。こうして即席のフラットなスロープを作ることで、重い台車もガタつくことなく安全に転がせるようになります。


- 曲がり角のスペース確保 長い部材を運ぶときは、曲がり角で壁や他の資材にぶつからないよう、あらかじめルート上のスペースを広く確保し、導線をきれいに整えてから搬入を開始します。

-
足場を組んで「仮設ステージ」を設営! 搬入口に大きな段差や高低差がある場合は、単に板を敷くだけでなく、足場を組み上げて頑丈な「仮設ステージ」を自ら施工します(1枚目・2枚目)。


- 大物重量物も安全・確実に搬入! こうしてゼロから組み上げたステージがあるからこそ、何百キロもある巨大なパネルや部材も、職人同士が声を掛け合いながら安全・スピーディーに建物内へ引き込むことができます。


-
「段取り八分」が現場の命を守る
もし通路の整備をサボって無理に運ぼうとすれば、段差で台車がひっくり返って機器が破損したり、最悪の場合は職人が挟まれて大ケガをしたりするリスクがあります。
だからこそ、私たちは「運ぶ時間よりも、安全に通るための準備(段取り)」を徹底的に大切にしています。一見遠回りに見えても、この確実な道づくりこそが、結果として一番スピーディーで「絶対安全」な施工に繋がります。
見えない準備にも一切妥協しない。これがフジワラ機工の職人のプライドです!
それでは皆様、本日も足元をしっかり固めて。ご安全に!!
